夢は小さいほどいいと思っているんです。本気になれるから。

夢を持つことが大事なんじゃなく、本気になるのが大事。(糸井重里)

Googleアナリティクスの基本的な使い方 -レポートの見つけ方編-

私は、Webメディアに訪れるユーザーの行動などを分析し、課題を発見して、改善する仕事をしています。そこで、「ユーザーの行動を分析するうえでかかせないGoogleアナリティクスの使い方」について解説していきます。
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Googleアナリティクスの使い方がわからないと困っている方は、必見です。

つまづきやすいポイントの1つ=レポートの見つけ方がわからない

Google アナリティクス(以下、GA)は、Webサイトのアクセス解析を行うことができる無料のツールです。GAは非常に高機能ですが、使い方が複雑で、初めて使う人の中には「見たいデータにたどり着けない」「どうやって設定すれば出るのか分からない」など、うまく使いこなせない人も多いのではないでしょか。

ページ毎に、閲覧数のレポートを出したい…けど、どうすれば?

GA初心者の方で、つまづきそうなポイントとして多くあげられるのが「◯◯ごとの、△△をみたい」けど、見方がわからない、ではないでしょうか?
例えば

  • デバイスごとに、滞在時間を見たい
  • 検索キーワードごとに、訪問数(セッション)を見たい
  • ページのURLごとに、閲覧数(PV)を見たい

など、見たい指標とディメンションの組み合わせは膨大にあり、かつGAで作成されるレポートは、すべて「指標」と「ディメンション」の2つの組み合わせによって構成されています。

指標とディメンションの意味について、詳しくはこちらをご覧ください。
web-tan.forum.impressrd.jp

指標とディメンションの組み合わせが膨大なゆえに、初心者の方は、自分が見たいレポートの見方が分からないという方も多いのではないでしょうか?実際、私も業務にて、「◯◯ごとに、△△のレポートを作って」と、よく言われることがありますが、初めて作る組み合わせであることが多いです。そんな時のために、見たいレポートにたどり着くために「当たりの付け方」を知っておくことが重要となります。

見るべきポイントは②

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画像引用:Googleアナリティクス入門:第2回 Googleアナリティクスの詳細設定を使ってみよう - @IT

まず、見るべきは、上の画像の②にある「レポートナビ」と呼ばれるところにある下記の3つで、それぞれをわかりやすく説明すると、下記のようなイメージになります。

  • ユーザー → どんなユーザーなのか
  • 集客 → どこから来たのか
  • 行動 → どんなページを見たのか

になります。
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例えば、デバイス(スマホやPC)ごとに、滞在時間を見てみたい。と、思った時。ユーザーはどんな端末を使ってアクセスしてくるのか、つまりどんなユーザーなのか、と考えられれば当たりをつけることができるでしょう。
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実際の操作手順:ユーザー>モバイル>サマリー

そこまでいければ、デバイスごとの滞在時間を見る事ができます。

次に、検索キーワードごとに訪問数を見てみたいと思った時に、どんなキーワードを入力してやってきたのか、つまりどこから来たのか、と考えられれば当たりをつけることができるでしょう。
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実際の操作手順:集客>すべてのトラフィック>チャネル>Organic Search

そこまで行ければ、検索キーワードごとの訪問数は見れます。

もちろん、見たいデータが上記のような当たりの付け方で辿り着けないこともあります。しかし、日々分析を繰り返している私の経験上、高確率で見たいデータに辿り着けました。ご興味のある方はぜひ一度試してみてください。